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エクセルでクロス集計

Pivot

エクセルのピボットテーブルを利用したクロス集計の例を示します。例の中で、団体類型(類似団体の類型)というのは、人口と第2次・第3次産業人口比率によるものです。「類似団体別市町村財政指数表」で使われているということです。
クロス集計の例(エクセルのファイル)

3重のクロス集計も、エクセルで、特定の変数(いわゆる「第3変数」)をキーにしてデータ全体の「並び替え」をやって、第3変数でデータをグループ化すれば、2重のクロス集計の場合と同じ方法でおこなうことが可能。(しかし、そのようにしなくても、変数のリストから新しい変数を選んで隣に並べるだけで3重のクロス集計が可能。)

クロス集計における連続的変数の扱いについてですが、「数値を指定した基準値の倍数に切り捨てる」FLOORという関数を使うという方法があります。例えば、5の倍数に切り捨てるならば、5以上10未満が5となり、10以上15未満が10となるということです。
FLOOR関数の使用例(エクセルのファイル)

クロス集計の数値がおかしい場合(セルに度数が表示されていない場合)、ピボットテーブルのフィールドの設定で「集計の方法」として「データの個数」を選ぶ必要があります。「データフィールドが数値の場合は『合計』が、文字列の場合は『データの個数』が集計結果として表示される」というのが、「ピボットテーブルの初期設定」であるということです(『Excel 2000 for Windows SUPER MASTER』(エクスメディア)456ページ)。「合計」というのは、この場合は、変数の数値を商品の価格のようにとらえて度数(個数?)と掛け合わせたものになっており、クロス集計の目的に合っていません。フィールドの設定のメニューは、「レイアウト」のメニューの「データ」領域にドラッグした変数をダブルクリックして出すことができます。また、表ができた後に、表の内側でマウスで右クリックしたときのメニューからも「フィールドの設定」をおこなうことができます。
Pivot2

上の図にある「オプション」をクリックすると、以下のようなメニューが現れ、「計算の種類」の設定を変更すれば列パーセントや行パーセントを表示することができます――「度数」のかわりに。
Pivot3

利用したデータの出所は、下記のサイト。
福岡県市町村要覧(http://www.fmw.or.jp/data/youran.html)

エクセルでクロス集計をすることについて、最初に参考にしたのは、下記の本の第7章。付録のCD-ROMに例題のエクセルファイルが収録されているので便利。「集計表のレイアウト」で「性格」を「データ」のところに配置したときに起こる問題――「データの個数」ではなく「合計」が表示されること――について触れたあればよかったと思います。分類コードとして数値を用いるならば必ず起こることなので。
桶井良幸・桶井貞美『Excelで学ぶ統計解析』(ナツメ社、2003年)

下記のサイトには、「専門のプログラムやマクロを使わず、Excelだけでアンケートを集計する方法を紹介します」と書かれています。SPSSなどの「カーナビ付きオートマ車」のようなソフトが好きになれない人には、非常に参考になります。
SSRI統計WEBアンケート集計

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