少子化の主因が20歳代で増えた「非正規雇用」にあるという分析
雇用改善で少子化対策を…労働経済白書「格差」に警鐘(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/news/tp/tp__yomiuri_20060716i103.htm
「厚生労働省の2006年版「労働経済の分析」(労働経済白書)の原案が15日、明らかになった。少子化の主因を20歳代を中心に非正規雇用が増え、収入格差が広がったことで若者の結婚が大幅に減った点にあると分析し、若年層の雇用対策の重要性を強調した。」
「白書によれば、2002年の15~34歳の男性に配偶者がいる割合は、「正規従業員」が約40%だったのに対し、「非正規従業員」や「パート・アルバイト」は10%前後にとどまった。」
非正規雇用が結婚の障害となるという関係と、有配偶者は非正規雇用に就くことを避けるという関係の両方があるのではないか。また、男女の差もあるのではないか。詳しい報告書が出たら読んでみようと思う。
「b. 社会」カテゴリの記事
- 減税ポピュリズムが見落としていること(2025.05.02)
- 市場原理主義の「小さな政府」路線では、国民の生活を守ることはできない。(2025.04.15)
- 厚生労働省のウェブサイトに「旧ソ連及びモンゴル抑留中死亡者名簿」というのがあった。(2025.04.13)
- パーソナル質問とインパーソナル質問の区別(2025.04.11)
- 都市ブランド創造局と『1984年』(2025.01.28)