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April 05, 2008

住宅投資あるいは住宅ローン

「経済における住宅そして住宅ローンの位置付けが、日米両国で大きく違う」という(朝日新聞2008年4月3日朝刊のコラム「経済気象台」)。コラムの筆者は、昨年末の日本の住宅ローン残高について、経済規模を考慮しても、米国と比べては2分の1以下の残高水準となっている――「日本に比べ米国は2倍以上」――と分析している。「公共投資から住宅投資へ」という主張は理解できるが、経済成長を可能にするためには住宅ローン残高が拡大することが望ましいという論理にはすこし納得できない。コラムの筆者も「もちろん、米国のような行き過ぎは避けなければならないが」と最後に付け加えているが、そもそも住宅ローンを組むということ自体は、個人にとってはどれだけ幸運なことだろうか。

経済気象台 ←これはインターネット版へのリンク


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