大きな欅の木3本を伐採して桜の木を植えること
「市が公園に桜の木を植えるようです。植える場合の桜の木はどの程度の高さでしょうか。」という長いタイトルでnoteに記事を書いた。何故そんな記事を書いたのかこっそり説明してみたい。
近所にいわゆる近隣公園がある。そこに桜を植えたいという人がいたようである。おそらく1人だけではない。しかし、桜がものすごく好きな人もいれば、それほどでもない人もいるであろう。桜が好きという人の中でも、最もポピュラーなソメイヨシノが好きな人もいれば、ソメイヨシノはクローンだから別のサクラの種類がよいという人もいるようだ。桜はそれほど好きではなく、それを植える場所を確保するために3本の大きな欅の木を伐採するのには反対だという人もいる。これは私のことである。大きくなっている欅の木は残して、桜の苗を空いている場所に植えて育てていけばいいという考えの人もあるかもしれない。
草の根民主主義というのはなかなか機能しない面がある。また、公園は町内会のものではないから、市の担当課の専門的見解や方針に従うしかないという側面がある。伝え聞くところによると、桜の植樹や管理は他の木よりも手間がかかるらしい。それを「公園愛護会」(町内会の組織)がおこなう必要はないらしい。それにもかかわらず市の担当課が桜の木を植える方針を明らかにしたということは、そうすることについての町内からの要望が強力であったということだろうか。
町内会の総会が4月1日にあったが、3本の大きなケヤキさんのことを考えた意見を言えなかったことが残念である。
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https://note.com/mbrmghm/n/n890014bce267
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