入札中止と公告された一般競争入札(門司港地域複合公共施設新築工事)

北九州市公告第646号:門司港地域複合公共施設新築工事(ダウンロード)




「調査基準価格を下回る価格をもって入札した者は、評価値の最も高い者であっても、必ずしも落札者とならない。」とはどういう意味だろうか。調査基準価格は誰がどのようにして設定しているか。
「落札者となるべき者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって、 著しく不適当であると認められるときは、予定価格の制限の範囲内の価格をもって有効な入札をした他の者のうち、評価値の最も高い者を落札者とすることがある。」というのもどういうことだろうか。
「市議会で否決された場合は、本契約を締結しない。この場合、本市は本契約が成立しないことによる補償は行わない」という部分が 興味深い。 仮契約後に着工した場合、12月議会で議決されなければ、業者は損失を被るだけということになる。 そのリスクを避けようとするならば、業者は、12月になるまでは、工事を始めない。
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