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January 31, 2025

「一部現地保存」(北九州市)のはずが、なぜ墓標のようになってしまったのか?

北九州市は山下設計・久保建設設計による建物の実施設計を変更せずに進もうとしてきたのだから、文化財としての価値を毀損しない形での「現地部分保存」はほとんど不可能であった。「全面保存か解体か」という「2項対立」になったのはそのためだ——「部分保存」の可能性をつぶしてきたのは、文化財保護のルールを無視して初代門司港駅遺構の破壊を強行してきた北九州市であり、「保存運動」のありかたが批判されるとしたらそれは的外れだ。残念ながら、専門家や市民の声に教育委員会や都市ブランド創造局は耳を傾けることはなかった。高潮浸水想定区域に指定されている場所に複合公共施設を建設することに対する批判も無視されてきた。指名競争入札や随意契約が実施されていったから、途中で立ち止まる態勢になかった。
「ちゃんとした調査」だけでいいとは思えない。やはり、重要なところを現地保存するべきであった。そのためには、山下設計と久保建設設計のおこなった実施設計を大幅に修正する必要があった。しかし、それは市当局の選択肢になかった。そして、「既存構造物」とりこわし工事が進められ、その工事監理業務委託は、「慣例」的にその山下設計であった。

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初代門司駅遺構、北九州市が一部保存へ 方針転換も専門家「不十分」



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https://x.com/mizog88/status/1885240304242192624

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まちづくり協議会は、社会福祉協議会や自治連合会とどういう関係があるか?

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町内会の研究(noteのマガジン)

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January 28, 2025

北九州市会議員選挙(別名は、北九州キティ選挙)の投票率は40.12%という結果。

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おそらく、「キティちゃんを使ったから投票率が下がった」という説を選管が受け入れることはないだろう。その逆の「キティちゃんを使ったから投票率が上がった」という自画自賛をこれまでしていたわけだが。 北九州市選挙管理委員会は、「キティちゃんを使ったにもかかわらず……」という説明をすることになるだろう。

市議選の啓発で選管がハローキティを採用したという。

「(市議選を)盛り上げる会」の目標が「投票率」をあげることであったとしたら、その目標は達成されなかったことになる。キティ選挙管理委員会も同様である。もし、特定の候補者グループ(たとえば「新人」たち)の「得票率」をあげることが目標であったとしたら、それについては内部で誰かがこっそりと総括するのであろう。 投票率と得票率との関係についても深く分析してみたらよい。

「盛り上げる会」のアンケートについての選管発表

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January 27, 2025

Facebookの運用開始

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とりあえず、「北九州市の研究」ということにし、関連サイトへのリンク・ブリッジとして運用する。 関連サイトとは、YouTubeの「北九州市の研究」、noteの「北九州市の研究」、ココログの「北九州市議会の研究」のこと。

Facebookの「カバー写真」をいろいろと変えてみたのだが、結局、最初の、Xと同じものにもどった。

「ページ」というものを作ろうとしているのだが、うまくいかない

Facebookは、「実名」制とフォーマットの自由性に特徴があるようだが、拡散力などが弱いようだ。 しかし、the least worst optionとして、イーロン・マスクのXの代わりに使うということを考慮してもいいかもしれない。

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January 25, 2025

『湛山回想』『ナチズムの記憶:日常生活からみた第三帝国』『新・反グローバリズム:金融資本主義を超えて』

自転車に乗って外出した。ブックオフで文庫本3冊を買った。消費税込みで2,640円であった。『湛山回想』(長幸男 解説、岩波文庫)は、石橋湛山自身による回想録であり、ほかに『石橋湛山評論集』(松尾尊兊 編)が同じ岩波文庫にある。

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January 24, 2025

'A dark page': Why were remains of 19th-century train station in Kyushu not preserved? - The Mainichi

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January 22, 2025

人口減少の時代と地域社会について

「私たちもつい『地域』という言葉を主語にして語ってしまいがちですが、これでは主語が大きすぎます。地域のために人があるわけではなく、人がいて、その集合体として地域が存在する。地域の存在ありきではなく、人が幸せに暮らせる地域をどう構想するかが大事です。」
「大切なのは、人口が増えることを前提につくられてきた社会システムが、人口減少の時代に適合しておらず、結果、様々な暮らしにくさや困りごとを生んでいるということです。その課題を1個、1個、みんなで解決していけばよいのに、論点がどうやって人口減少を食い止めるかという方向に集中してしまったように感じます。」
(田中輝美 氏)
「人口減少時代の課題がひらく未来」『世界』2024年5月号
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January 19, 2025

「視聴者」の行動を分析することは意味のあることだろうか?

「クリエーター」というのは、こういう情報を参考にしながら「コンテンツ」を作成する人たちのことなのだろうか。 もちろん、自分が見て不十分だと思う部分などは作り直すことがあるだろうが。再生数やチャンネル登録者数が増えるようにということだけを重視するとしたらあまり「クリエイティブ」の行為とは言えない。

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Z世代課の成果と思わせようとするグラフ

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January 18, 2025

Z世代課の成果と思わせようとする北九州市のグラフについて

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January 16, 2025

北九州市による初代門司港駅関連遺構の破壊

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January 15, 2025

YouTubeのチャンネルを作ってみたのだが、もう飽きてしまった。

ちょうど1週間前の1月8日に、YouTubeのチャンネルを作って「反転攻勢という大本営発表」というタイトルで動画をアップロードした。 顔を出したり、しゃべったりはしたくないので、せいぜい紙芝居のようなものを作ることしかできない。そうなると字数などの制約が出てきて、いろいろなことを正確に語ることはできなくなってしまう。しかし、プロパガンダ(あるいは反プロパガンダ)のようなものばかりを作りたくはない。

動画の場合、1度作ったものを「加筆修正」することがやりにくい。私の場合、原稿をKeynotesで作り、それをムービーの形で保存し、Clipchampで読み込んで音楽を付けるという方法でYouTubeにアップロードするファイルを作成してみた。ブログの場合とは違って、内容を修正したりするときに、その過程を繰り返さなければならないことが面倒だ。

色々な資料を参照しながら自分の考えをまとめていくという作業は、YouTubeでは不可能だ。

「北九州市の研究」というチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC8d_jA5rvUxmAunSgaqBGyg

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January 13, 2025

「門司港のある日」というスライドをClipchampで作成してみた。

「門司港のある日」
(初代門司港駅関連遺構,北九州市門司区清滝2丁目,2024年10月19日撮影)
「旧門司駅遺構の発掘調査の一般向け現地説明会」が開催された。
市主催のものとは別に市民団体による「勉強説明会」も門司生涯学習センター3階会議室で開催された。市民団体とは、「初代門司港駅跡の保存を求める会」と「門司・北九州の未来を考える会」。



唐戸から門司港へ(2024年8月20日)

門司港へ(2024年11月25日)

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January 11, 2025

YouTubeにビデオをアップロードすることができた。

「反転攻勢」という大本営発表(増補版)
投票率を上げようとするのは何のためか?

利用したのは、MacのKeynotes、MicrosoftのClipchamp(Web版をGoogle Chromeで使用)、YouTubeのYouTube Studio(Web版)。この3つだけで、動画を作成してアップロードすることができる。

ファイルを置く場所として「北九州市の研究」というYouTubeチャンネルを作成した。チャンネル名は最初は「北九州市議会の研究」としていたのだが、これに変更し、noteでマガジンとして発行している「北九州市の研究」へのリンクを紹介のページに入れた。「北九州市議会の研究」(ココログ)へのリンクは残している。 基本的には、動画を作るというよりも、自動的に次のページに移行するスライドというものを作るというとらえ方でやっていこうと思っている。

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January 09, 2025

北九州市推計人口(2025年1月1日現在)は、906,941人で、前年同月よりも7,679人の減少。

北九州市推計人口(2025年1月1日現在)
906,941人で、前年同月よりも7,679人の減少
(世帯数は、これに対して754世帯の増加。単独世帯の割合が増加しているはず。)

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「北九州Kitty選挙」のつもりなのだろうか?

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January 08, 2025

牽強付会のグラフ

「Z世代課発足」と「Z世代はみ出せコンテスト」が「改善」に貢献したと主張しているように見える牽強付会のグラフ。 「因果関係」を時系列のデータで証明しようとすることの問題点に気づいていないのだろうか? それとも、そんなことはどうでもいいと考えているのか。 学生のレポートだとしたら、0点だ。

図の中の「年々悪化が続く」という説明もおかしい。 その逆なのではないか。突然2024年度に「新しいトレンド」が「Z世代課発足」に伴って出てきたというようには見えない。

グラフの下に小さな字で、「対前年改善数」と書いてある。単年の変化がマイナスからプラスに転じているということであり、「若者」の「転入超過」がプラスに転じたわけではない。

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下のグラフから20代・30代の2023年までの動向がわかる
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「反転攻勢」という北九州市の大本営発表

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人口は、社会増減と自然増減の関数であり、「人口増加」の趨勢は観察できない。 北九州市推計人口(2025年1月1日現在)は、906,941人で、前年同月よりも7,679人の減少。 (世帯数は、これに対して754世帯の増加。単独世帯の割合が増加しているはず。)

人口吸引競争は、周辺の市町村との関係でもその影響を考えてみるべき。「人口減少社会」という現実を無視した競争は危険。

大本営発表では「反転攻勢で60年ぶりの転入超過」と言うが、図3に見るように、60年間の趨勢というものが観察できる。この2年間の政策の成果という説明はまちがっている。 また、最近の動向はパンデミックと関連している。2022年までの解説では以下のようになっていた。この状況の延長線上に進んできたという解釈が正しいと思う。

「令和4年は新型コロナによる入国制限緩和を受け、外国人の転入が大幅に増加したことで、社会増減がマイナスに転じた昭和40年以降、最もマイナス幅が小さい48人となっている。」

以下の図で図3以外は、地域経済分析システム(RESAS)。図3は、人口の状況について(北九州市)

 図1
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図2
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図3
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図4
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January 05, 2025

北九州市による初代門司港駅遺構の破壊は「文化財保護史の汚点」となった。

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January 03, 2025

インターネットをどう利用するか。

しばらく前に、Googleの検索で出てこないサイトは存在しないのと同じというような説明を読んだことがある。 自分が何かを書いていて、それがGoogle検索に引っかからないとがっかりするはずだ。 検索結果の1ページ目に出てくると自分の虚栄心を満足させることができる。 Xの場合、ImpressionsとLikesの数が気になる。これらが多いとうれしくなってしまう。私の場合、一銭の得にもならないのだが。

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ユーチューブは利用する気になれない。ときどき見ることはあるが、自分で顔を出したりしようとは思わない。 TikTokとかいうのも同様だ。 ただし、Keynotesで作成したスライドを動画に変換すれば、ユーチューブでそれを紙芝居のようにして見せるということは試してみていいかもしれない。

いま主に使っているのは、ココログとnoteだ。その2つが気に入っている。 正確に言えば、noteよりもココログの方が気に入っている。 シンプルなデザインを選択できることと、HTML言語で編集できることが、その理由だ。「ハイパーテキスト」という形式を実行しやすいということも メリットとしてある。 将来的には、noteをやめてココログだけにすることを考えている。ココログは、もう21年間も、2003年12月から使っている。

Xをいつまで使い続けるかはまだ決めていない。 コミュニケーション・ツールとして便利なのだが、時間を費やしすぎているという反省がある。 イーロン・マスクが勝手に仕様を変えたりできるものを使っている気になれないということもある。 引っ越し先としてBlueskyにアカウントを作ったのだが、コミュニケーション・ツールとしては、利用者が限られているので問題がある。 少しずつ引っ越しをするしかないだろう。 もし、Xでいなくなったと思ったら、Blueskyの方でさがしてほしい。

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