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March 23, 2025

文化財保護法第190条についての争点をGeminiがまとめたときに出てきた「引用文献」のリスト

引用文献
1. 文化財保護法 - e-Gov 法令検索, 3月 23, 2025にアクセス、 https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0100000214/
2. 文化財保護制度の見直しについて, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/pdf/r1414902_01.pdf
3. 法律第二百十四号(昭二五・五・三〇) - 衆議院, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/00719500530214.htm
4. 文化財保護法|条文 - 法令リード, 3月 23, 2025にアクセス、 https://hourei.net/law/325AC1000000214
5. 文化財保護法と文化財の種類 - 姫路市, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000001632.html
6. 文化財に関する基礎資料, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/bunkazai/kikaku/h29/14/pdf/r1398293_07.pdf
7. 文化財保護, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.nier.go.jp/jissen/training/h25/pdf/08/3_bunkachou.pdf
8. 大和市文化財保護条例 逐条解説, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.city.yamato.lg.jp/material/files/group/10/000018607.pdf
9. 北九州市は、文化財保護の最も重要な部分を、市自身が定めた補助 ..., 3月 23, 2025にアクセス、 https://note.com/mbrmghm/n/n85dcdfbefc24
10. 高松市文化財保護条例, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www1.g-reiki.net/city.takamatsu/reiki_honbun/o102RG00000907.html
11. 文化財保護法 (抜粋) - 川崎市, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000078/78534/280426gian7siryo.pdf
12. 資料編, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.soumu.go.jp/main_content/000738457.pdf
13. 判例時報 No.2221 | 判例時報社, 3月 23, 2025にアクセス、 https://hanreijiho.co.jp/wordpress/book/%E5%88%A4%E4%BE%8B%E6%99%82%E5%A0%B1-no-2221/
14. 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail5?id=16045
15. 文化財保護の現状と問題, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/hakusho_nenjihokokusho/archive/pdf/93753401_01.pdf
16. (平20.9.25、裁決事例集No.76 307頁) | 公表裁決事例等の紹介 | 国税不服審判所, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.kfs.go.jp/service/JP/76/20/index.html
17. 南あわじ市文化財保護審議会, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/shakai/bunkazaihogoshingikai.html
18. 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail5?id=15446
19. 弁護士法人ITJ法律事務所 裁判例集, 3月 23, 2025にアクセス、 https://hanrei.japanlaw.net/a/705/015705
20. www.bunka.go.jp, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/bunkazai/kikaku/h29/12/pdf/r1397658_01.pdf
21. 島田市文化財保護審議会, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.city.shimada.shizuoka.jp/gyosei-docs/bunkazai29.html
22. トップ | e-Govポータル, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.e-gov.go.jp/
23. www.bunka.go.jp, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/bunkazai/kikaku/h25/06/pdf/shiryo_2.pdf
24. 市町村からみた文化財保護法改正の影響, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.isan-no-sekai.jp/feature/36_03
25. 「今後の文化財保護行政の在り方について」 (報告(案)), 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/bunkazai/kikaku/h25/06/pdf/shiryo_3.pdf
26. 文化財保護行政の在り方について - 文部科学省, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo1/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2013/08/27/1338909_02.pdf
27. 文化財保護法改正における展望と課題について - 文化遺産の世界, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.isan-no-sekai.jp/feature/33_03
28. 「地方公共団体における文化財保護事務の所管」について - 文部科学省, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo15/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2017/10/23/1397566_04.pdf
29. 文化財の確実な継承に向けたこれからの時代にふさわしい 保存と活用の在り方について (第一, 3月 23, 2025にアクセス、 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/bunkazai/kikaku/h29/matome/pdf/r1399287_01.pdf

9番目に注目。

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March 21, 2025

GoogleのNotebookLMは、投入した文書の内容を紹介する音声を作成してくれる。

驚いてしまった。細かいところで修正したいところもあるが、全体としては正確に内容を紹介している。以下は、それぞれのもとになっている記事についてのまとめである。これらもNotebookLMでおこなったもの。

門司港駅遺構と複合公共施設整備事業
このnoteの記事群は、北九州市における複合公共施設整備事業と、その計画地で発見された初代門司港駅の遺構を巡る議論を取り上げています。特に、文化財保護の観点から、遺構の保存を求める市民団体の活動や、市教育委員会と市長部局間の権限移譲、文化財保護審議会の諮問手続きの不備といった問題点が指摘されています。また、市議会での陳情の扱い、関連する公共工事の入札情報、そして市民による住民監査請求といった動きも記録されており、一連の事業に対する多角的な視点を提供しています。

「失われた」16年:人口減少と都市のあり方
このウェブサイト MOTEKI-YUTAKA.NET は、政治、社会、統計などの幅広いテーマに関する個人の考察や情報を提供しています。2025年3月4日の記事では、北九州市の人口減少に焦点を当て、「失われた16年」という評価の妥当性を疑問視し、都市規模への幻想や企業誘致への過度な補助金に警鐘を鳴らしています。サイト内には、カテゴリー別の過去記事 や関連サイトへのリンクも掲載されています。全体として、地域社会の課題や情報技術の動向などについて、多角的な視点から意見を発信しているようです。

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March 20, 2025

われわれは、XODUS(Xからの脱出)できるのだろうか。

マスクはツイッターを私物化し、息子と同じ名であるエックスに変えた。結果、アメリカではユーザーが離れ、ニュースのための重要なSNSの地位を失った。
 ツイッター廃人という俗語があるほど中毒者が続出した日本。われわれは、#XODUS(Xからの脱出)できるのだろうか。それとも、青い鳥が逃げた籠にとどまり続けるのか。

https://book.asahi.com/article/15558686
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グレアム・グリーンの小説

久しぶりに小説を読み始めた。グレアム・グリーンの「モランとの夜」。 文庫本1冊の中に16編の短編小説が収録されていて、どこから再開したらいいのかに自信がなかったので、確認するためにその前の12番目の「将軍との会見」の最後のところから読んでみた。南米のある国の将軍に取材をおこなう女性が主人公で、「どんな夢を見ますか? 夜ねているとき、という意味です」という質問をして、将軍が「死ぬ夢だ」と答えるところで終わっている。小説の中の、遠い国での話だが、いくつかの意味で「非現実」的なこととは感じられない。
13編目の方は、話がどう展開していくのか今のところ予想できない。
『国境の向こう側』(ハヤカワepi文庫)所収。

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March 19, 2025

スーパーアプリとインプレッション

「イーロン・マスクはXをスーパーアプリにする構想をもっており、さまざまな機能を追加し続けている。」
— 高橋暁子「IT・SNS」『現代用語の基礎知識2025』(自由国民社、2025年1月発行)

「X上でインプレ稼ぎを目的としたデマ投稿が増えた。インプレ数を多く得るために、注目されている投稿をコピーしたり、無意味な返信をしたりするアカウントはインプレゾンビと呼ばれる。情報の質よりも人々の関心や注目を集めたほうが経済的利益が大きいアテンション・エコノミーの負の側面とされる。」
— 高橋暁子「IT・SNS」『現代用語の基礎知識2025』(自由国民社、2025年1月発行)

イーロンのもくろみを成功させてはならない。

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Blueskyとは何か?

Bluesky is a social app that is designed to not be controlled by a single company. We're creating a version of social media where it's built by many people, and it still comes together as a cohesive, easy-to-use experience. We've done this by building Bluesky on the AT Protocol, an open source toolbox for building social apps that can all talk to each other.
We want modern social media and public conversation online to work more like the early days of the web, where anyone could put up a blog or use RSS to subscribe to several blogs. We believe this will unlock a new era of experimentation and innovation in social media. Researchers and communities will have the ability to jump in to help solve the problems social networks currently face, and developers will be able to experiment with many new forms of interaction.
https://blueskyweb.zendesk.com/hc/en-us/articles/19002666608397-What-is-Bluesky

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Facebookの記事削除のアルゴリズムはどうなっているのだろうか。

自分が別のところ(ブログ)に書いたものをFacebookで紹介するということがスパム扱いされるようだ。「誤解を招くリンクあるいはコンテンツ」と判定されて記事が削除されてしまった。

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削除のアルゴリズムに不信感をもち、できるだけFacebookを使わない方針をとることにした。また、これまでも何度か削除されたことがあり、そのことについての回答があるはずなのだが、まったくない。削除されたものの1つは、CNN記事へのリンクで、その記事は、Facebookのファクトチェック廃止についてのものであったと記憶する。

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「デジタルプラットフォームのアルゴリズム」というもの

数字にこそ価値があり、その価値観に行動が引っ張られる。我々の日常生活に浸透したものとしてその構造がもっとも色濃く出ているのが、各種SNSやYouTubeといったデジタルプラットフォームの世界である。
この先もYouTubeの影響力はさらに高まり、SNS上での発信が世論形成を促す流れはこれまで以上に加速すると思われる。それに伴って、アルゴリズムをハックすることの重要度はより増していく。立花[孝志]が展開しているような選挙戦略をさらに洗練させて、既存の政党とは全く違う形で支持を集める存在が登場しても不思議ではない。
数字が全てという価値観の浸透は、それを快く思わない層が数字より大事なものを具体的に示すことなく「人文知」や「リベラルな思想」を当たり前に上等なものとして扱ってきたことの帰結とも言えるのではないか。
これから社会がアナログ中心の構造に戻ることはあり得ない。だからこそ、デジタルプラットフォームの特性を理解し、そのうえで正しいだけでなく面白くて魅力的なメッセージを発信し続けるしかない。そして、それらを単発ではなく、一つのムーブメントとして見せていくことが必要になる。
レジー「数と刺激とSNS:ファスト教養が社会と政治をハックする」『世界』2023年6月号

  • YouTubeは動画配信、SNSはメッセージのやりとり、ととらえると、YouTubeとSNSとの関係はどう把握すべきだろうか。どのような組み合わせが効果を発揮しているのだろうか。
  • ここでの議論でアナログとデジタルという概念は有効であろうか。数値はアナログ的にも表示できるしデジタル的にも表示できる。例えば、時間というものは、アナログ時計でもデジタル時計でも表示することができる。また、数字、数値、量的なものが「そうではないもの」と無関係に存在できるとは思えない。さらに言えば、「測り得ないものを測る」という行為は決して目新しいものではないように思う。もちろん、YouTubeやXなどの「おすすめ」のアルゴリズムを批判的に分析することは重要なことであろう。

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March 15, 2025

[資料]第2期北九州都市圏域連携中枢都市圏ビジョン(第4次改訂)令和6年7月

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/001097668.pdf
「地域の中心都市である北九州市と近隣17市町が、「経済成長のけん引」「高次都市機能の集積・強化」「生活関連機能サービスの向上」の3つの柱をもとに連携し、人口減少・少子高齢社会においても一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成することを目的とする。」
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March 13, 2025

2つのグラフ(利益剰余金と人件費、生産性と実質賃金)

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生産性3割アップも「増えない給料」 原因は「貯めこむ大企業」にあった(TBS NEWS DIG 2025.02.25)

この2つのグラフが間違いでなければ、何が問題なのかが明らかだ。番組で登場する河野龍太郎氏は、日本経済の死角:収奪的システムを解き明かすの著者。

「儲かっても溜め込んで、実質賃金の引き上げも、人的資本投資にも慎重な大企業が長期停滞の元凶であることを明らかにしました。」
「イノベーションには収奪的なものと包摂的なものの二つのタイプがあって、前者は恩恵が一部の人に偏り、むしろ多くの人を苦しめます。」
「マクロ経済環境の下で、長期雇用制の枠外にいる人々がとりわけ苦境に陥っているから、日本版の『忘れられた人々』がアンチ・エスタブリッシュメント層を形成し、極端な言説の政治勢力を支持し始めているのではないかと心配されます。」
-- 河野龍太郎日本経済の死角:収奪的システムを解き明かす(ちくま新書、2025年2月)
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生成AIの「学習」を助けるべきか否か?

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「生成AIの学習に拒否意向を示す」かどうか。note.comにこのような設定があることに気づいた。

ココログにはそのような設定が今のところ見つからないのだが、アクセス解析のページを見たときに、私のブログの各投稿に順番にアクセスする「誰か」がいることに気づいていた。使用しているOSやブラウザーは表示されず、IPアドレスを調べてみると、米国のマイクロソフトのネットワークからであった。人間がやっていることとは思えないアクセスの履歴であった。「学習」してくれるのはかまわないのだが、……

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March 12, 2025

タイムラインではなく、Google検索やリンク集を活用すべきなのだろう。

おそらく、寝ているとき以外はテレビを見ているという人がいるだろうと思う。ベッドから出ることができない病人などはそうなるのではないだろうか。体を動かして何かをしたり本を読んだりすることができなければ、受身にテレビを見ているしかないかもしれない。

それとは違うのだが、最近、SNSのタイムラインに表示される投稿に自分が関心を持ちすぎているのではないかと反省している。いま2023年版の現代用語の基礎知識を開いているのだが、そこにSNS疲れという項目があり、「いいね」は幸福感を得られるドーパミンが分泌されて強い快楽を感じる行為であり、依存性が高いことがわかっていると小川仁志氏が書いている。生理学的なことはまったくわからないのだが、うそではないように思う。

自分の関心を自分で育てていくためにはXやYouTubeの「おすすめ」のアルゴリズムに左右されないように、タイムラインを見るのではなくGoogle検索やリンク集を活用すべきなのではないかと思った。それで、さっそく、そのためのページ(情報収集用リンク)を作ってみた。戦略的広報の洪水に正面から立ち向かうのは疲れるのでやめた方が得策だろう。

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https://x.com/mbrmghm/status/1894897446251307333

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March 09, 2025

RStudioでスライドを作成することができる。

RStudioを使いRmdファイルで原稿を作成し、HTMLファイルを作る。今回は、それをPDFにし、さらにPDF ToolKitで枚数分のPNGに変換したものをClipchampで読み込んで動画形式にした。音声はClipchampのものを使用。

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画像のサイズについては、横幅を640ピクセルに調整した。

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Rmdファイルのダウンロード

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March 08, 2025

複合公共施設整備事業と初代門司港駅遺構(PDF)

note.comに載せた記事をPDFにしてココログにアップロードした。本の章立てのように並べてみた。

1. ⾨司港地域複合公共施設整備事業の関する住⺠監査請求

2. 資料リスト

3. 市⺠の主張

4. 市議会でのやりとり

5. 市教育委員会、⽂化財保護審議会の役割について

6. 市教育委員会が⽂化財保護審議会への諮問をおこなわないと決定

7. 補助執⾏という⾔葉が市議会でどのように使われたか。

8. 文化財保護のしくみ

9. 公共⼯事の⼊札において談合がおこなわれたことが疑われる2つのケース

https://note.com/mbrmghm/m/m56b971137fec  

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令和7年度当初予算案等

令和7年度当初予算案等(財政・変革局)

令和7年度当初予算案- 計数資料 - 北九州市

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「人を魅きつける」というのは日本語としておかしくないだろうか。 北九州市の役人たちはどうなってしまったのだろうか。 「反転攻勢」も、「観光大都市」も、「世界に冠たる」も大げさだ。 足が地に着いていない。

「人口100万都市の復活」と「北九州市の復活(revitalization)」とは意味が違う。 前者をこっそり取り下げ、 「祝祭資本主義」路線をとろうということなのだろう。

市議会の質疑応答を少しだけ聞いた。 役人の答弁で、何度も何度も「稼げるまち」という言葉が出てくるのが気になった。市民の生活に関係する具体的な目標が示されることなく。

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令和7年度当初予算


注:北九州市議会の記事を再掲し加筆

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北九州市の財政と市民経済計算(noteの記事)

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March 07, 2025

統計学やR言語に関するnoteの記事をココログでまとめてみた。

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March 05, 2025

「企業誘致における民間投資」が過去最高2581億円とはどういうことか。

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北九州市の財政状況(令和5年度一般会計決算)

「企業誘致における民間投資」という表現は何を意味するか? 誘致した企業の令和5年度1年間の民間投資額が2,581億円ということなのだろうか?

「2024年度の市内投資額」は「見込み」額であり、「北九州市産業経済局企業立地支援部企業立地支援課」が「集計した数値」であるという回答を得られた。 令和5年度、つまり、2023年度の分はどうなのだろうか。 投資額は、誘致した企業だけの分なのか、それとも、市内全企業のものなのだろうか。

「誘致した企業」の令和5年度1年間の民間投資額が2,581億円ということだとすると、それ以外の企業もたくさんあるだろうから、市内全企業の民間投資額の総計はこれよりもずっと多くなるはず。 しかし、年度は異なるが、公表されている令和3年度の「市民経済計算」によれば、「総固定資本形成(名目)」の「民間企業設備」の額は2,553億円である。この額は市内全企業の1年間の投資額の推計である。「誘致した企業における民間投資」の額と市民経済計算の「民間企業設備」の額との計算上の整合性はどうなっているのだろうか。

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「総固定資本形成(名目)」の「民間企業設備」

「企業誘致における民間投資」というものが、企業からの補助金申請書に書かれている投資予定額を北九州市の企業立地支援課が集計したものであることがわかった。「市民経済計算」との関係についての説明は得られなかった。

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March 04, 2025

「失われた16年」という評価は正しかったのだろうか。

「人口100万都市の復活」という発想を理解することができない。市役所の役人がそう考えるのはわからないわけではない。市民税をより多く徴収できるわけだから。第3次産業の経営者などがそう考えるのも、同じように想像することができる。しかし、それ以外の多くの市民は、「都市のサイズ」に幻想を抱くべきではないだろう。また、企業の立地選択を歪めるような多額の補助金を自治体が企業誘致のためとして支出しなくてよい。

生活のしやすさは、都市のサイズだけで決まるわけではないし、また、サイズが大きければいろいろな都市「問題」も生じやすいのだから。付言すれば、すこし違う理由からだが、「海外の富裕層など」を呼び込む「観光大都市」というのも、本当に市民が望んでいることだろうか。北九州市には、IR誘致を人口減少や高齢化などの万能薬と宣伝した人たちがいるので要注意だ。

「失われた16年」という評価は正しかったのだろうか。 人口の減少をとらえてそう評価したのだとすれば、これからも、失われた年々が続く可能性が高い。 「人口100万都市の復活」は、「為せば成る」というものではないし、また、「市民の強い意志」で実現すべきことでもない。 人口減少社会に対応した政策を遅らせるわけにはいかない。

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