グレアム・グリーンの小説
久しぶりに小説を読み始めた。グレアム・グリーンの「モランとの夜」。
文庫本1冊の中に16編の短編小説が収録されていて、どこから再開したらいいのかに自信がなかったので、確認するためにその前の12番目の「将軍との会見」の最後のところから読んでみた。南米のある国の将軍に取材をおこなう女性が主人公で、「どんな夢を見ますか? 夜ねているとき、という意味です」という質問をして、将軍が「死ぬ夢だ」と答えるところで終わっている。小説の中の、遠い国での話だが、いくつかの意味で「非現実」的なこととは感じられない。
13編目の方は、話がどう展開していくのか今のところ予想できない。
『国境の向こう側』(ハヤカワepi文庫)所収。
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