きのうテジュ・コール『オープン・シティ』(新潮社、2017年)を読みおえた。
きのうテジュ・コール『オープン・シティ』(新潮社、2017年)を読みおえた。 最後の章は第21章で、グスタフ・マーラーの音楽のこと、ニューヨークの自由の女神像に衝突して命を失う鳥のことなどが描かれていた。
感想は、とりあえずこれしか書けない。形式的なことで言うと、基本的にすべてが主人公の独白となっている。本人以外が言ったことも引用符なしに並べられている。しかし、読みにくいというわけではない。友人との会話や、散歩の途中で出会った人の発言などがそのまま書かれている。たしかに、人が自分のことを話すときには、それをそのまま文字化したらそのようになるはずだ。
「c. 文学」カテゴリの記事
- エーリヒ・ケストナー『消え失せた密画』(小松太郎訳、中公文庫)は ほんとうに「無類に愉快なミステリー」であった。(2025.08.17)
- The Swimmer: Deconstructing the American Nightmare(2025.08.03)
- きのうテジュ・コール『オープン・シティ』(新潮社、2017年)を読みおえた。(2025.07.09)
- テジュ・コールと日本人(2025.07.05)
- 本を読むこと(2025.07.01)