候補者の包含性比率(cir) に着目する分析
政党別得票率が第4位の政党の候補が小選挙区で当選した。当選した村上氏の得票数は58,842票で、氏が所属する日本維新の会の比例代表の得票数が16,518票であるので、その3.56倍の得票数で当選したことになる。戦略的投票(least worstの選択)をした有権者が多かったということであろう。
衆院選(2024年)福岡11区で何が起こったか?
This analysis defines and examines the unique metric, the "Inclusiveness Ratio," to measure the extent to which an individual candidate's vote-getting power in a municipality within a single-seat constituency generates an added value (or deficit) compared to their party's foundational proportional representation (PR) votes in the same region.
The Candidate Inclusiveness Ratio: A Municipal-Level Analysis within a Single-Seat Constituency
選挙結果を客観的に評価する指標として「包含性比率(Inclusiveness Ratio)」を定義する。これは、選挙区を構成する各市町村において候補者が獲得した票数を、所属政党が同一市町村で獲得した比例代表の票数で割ることで算出され、候補者個人の集票力を示すものである。 この指標を用いると、当選した村上氏の驚異的な集票力が明らかになる。同氏の得票数58,842票に対し、日本維新の会の比例票は16,518票であり、包含率は3.56という極めて高い水準に達した。これは、村上氏が党の支持基盤をはるかに超える個人的な支持を集めたことを意味し、多くの有権者が「次善の選択」として同氏に票を投じる「戦略的投票」が行われたことを強く示唆する。特筆すべきは、同氏の包含性比率が全地域で安定して高かった点であり、党派に依存しない、個人としての広範な支持獲得能力を証明した。
衆院選福岡11区における「非自民・非維新」候補者の当選可能性についての分析
選挙結果を客観的に評価する指標として「包含性比率(Inclusiveness Ratio)」を定義する。これは、選挙区を構成する各市区町村で候補者が獲得した票数を、所属政党が同一市町村で獲得した比例代表の票数で割ることで算出され、候補者個人の集票力を示すものである。ここでは、これを候補者包含性比率(cir)と表記した。 分析の対象としたのは、参院選2025年福岡県における参政党のデータである。SANは、各地域における、参政党比例代表得票数、NAKADAは、候補者の該当地域での得票数である。SAN_P は、同様に政党得票率。
候補者包含性比率(cir)について
この文書は、立憲民主党の政党得票率(CDP_P)と候補者包含比率(cir) を用いて、有権者の投票行動を分析し、四つの分類に整理することを試みています。特に、「低CDP_P / 高cir」の分類は、有権者による「戦略的投票」 の影響を示唆しており、政党支持は低いが当選可能性を考慮して候補者個人に投票する傾向が反映されていると考えられます。対照的に、「高CDP_P / 低cir」の分類は、政党支持と候補者支持の間に乖離 がある状態、すなわち政党への支持が候補者への支持に結びついていない状況を示しています。この分析の目的は、これらの指標を基に、日本の選挙制度下での複雑な投票パターンを解明することにあります。
政党得票率と候補者包含性比率(cir)による市町村の類型化
今後の分析においては、従来の「候補者包含性比率(cir)」は「Candidate Overperformance Ratio (COR)」として表記されます。
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