「盛り上げる会」のアンケートについての選管発表
図1は11月28日付、図2は12月5日付。図3以降は選管ではなく「北九州市議会議員選挙を盛り上げる会2025」。
11月28日付の通知では「11月20日の立候補者説明会当日に、民間の団体による、次期市議会議員選挙の立候補予定者に対するアンケートが配布されたことについて情報を得ました。このような、市議会議員選挙に係るアンケートについて、市選挙管理委員会は一切関係しておりません。 」と書いてある。
12月5日付の通知では「民間団体等が北九州市議会議員選挙に関し、様々な活動を行うことが予想されますが、北九州市選挙管理委員会は一切関係いたしません」と書いてあるが、なぜこのような通知がなされなければならないのかが重要な問題だろう。また、選管のウェブページにこのように書いておくことですむことなのだろうか?
図5
出所
図7
図5に見るように、選管のビデオをウェブサイトに埋め込んでいる。選挙を「盛り上げる」といって、市会議員選挙「啓発」活動を乗っ取っている形だ。
図6には、「盛り上げる会」の活動に賛同する団体がリストされている。「市民党勉強会」というのがどういう政党の勉強会だったのか知りたいところだ。特定の党派と関係があると解釈していいのだろうか。図7を見ると、「市民党(笑)」というのが出てくるが、この「(笑い)」というのは何を意味するのだろうか。また、図7にあって図6にないカタカナの団体は、どういう経緯で賛同団体となり、その後そのリストからなぜ外れたのだろうか。
「盛り上げる会」は、誰がどういうきっかけで始めたものなのだろうか。「権利能力なき社団」でさえもないようだから、団体の役員構成や意思決定のありかた、会計報告などはきちんと公開されることはないのだろう。
「盛り上げる」という表現から、「昭和夏まつり」を連想した。関係あるのだろうか、ないのだろうか。
投票率を上げようとするのは何のためか?
同名の動画をYouTubeにアップロードしました。ごらんください。
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